ルビーの最高の色は?
ルビーの赤色には、いろいろ色調があります。
紫を帯びた淡い赤から黒味を帯びた暗赤色まで。
その中で、どの色が一番美しいとされているでしょうか。
それは、透明度の高い鮮やかな真紅色をしたルビーです。
これを、ピジョンブレッド(ハトの血)と呼びます。
ピジョンブレッドのルビーは、最高のルビーとされ、大変高価になります。
東洋で産出するルビーは、真っ赤で、その色が大変鮮やかです。
それで、ヨーロッパに渡ってから、その色の美しさに、
「不老長寿」や「護身の効き目」があると信じられて来ました。
さて、昔の事ですが、世界最大のルビーとして有名になったのは、
「ティムールルビー」です。
重さは353,5カラットあります。
これは1398年にティムールがデリーを占領したときに手に入れたルビーです。
その後、何人かの人の手を渡りました。
そして最後は東インド会社がイギリスに持ち帰ってイギリス王室に収めました。
1849年の事です。
それ以来、イギリスにありますが、これも、近年になって、
ルビーではなく、スピネルだったと判明しています。
黒太子のルビーと同じですね。
今なら、5カラット以上のルビーは、まず、産出されない事は知られていますが、
昔は赤い色の宝石をすべてルビーと呼んでいましたので。